ソローヒル・ガーデン
『宮沢賢治の菜食思想』書評 全 2013年
2013/12/17
ソローヒルの庭新連載18-22
2013/08/04
ソローヒルの庭 12ヶ月52週」
7月の
ソローヒルの庭で 第18週 2013/7/1から 七夕
小暑の日 草々の茶を淹れる
今年の梅雨明けは、全国的に早かった。星祭りの夜は、ここ数年天気はよくなく、二星の一年に一度の逢瀬が果たせるか、と心配していた。が今年は、晴れ晴れとした宵闇に星がきれいに沢山出ていた。
7月の
ソローヒルの庭で 第18週 2013/7/1から 七夕
小暑の日 草々の茶を淹れる
今年の梅雨明けは、全国的に早かった。星祭りの夜は、ここ数年天気はよくなく、二星の一年に一度の逢瀬が果たせるか、と心配していた。が今年は、晴れ晴れとした宵闇に星がきれいに沢山出ていた。
ソローヒルの庭新連載14-17
2013/08/04
ソローヒルの庭 12ヶ月52週」
6月の
ソローヒルの庭で 第14週 2013/6-3から 芒種
森の騒立ち 大豆の種蒔き
6月は長雨の季節だが、6月の異称が水無月(みなづき)とは? 調べると「無」は無いではなく、助詞の「の」で「水の月」のこと、6月は田に水を入れる月だからという。霖雨の前触れか、百鳥の鳴き声で森が騒立(さわだ)っている。ホトトギスは確かに、トッキョキョカキョクと聞こえるので思わず笑った。
6月の
ソローヒルの庭で 第14週 2013/6-3から 芒種
森の騒立ち 大豆の種蒔き
6月は長雨の季節だが、6月の異称が水無月(みなづき)とは? 調べると「無」は無いではなく、助詞の「の」で「水の月」のこと、6月は田に水を入れる月だからという。霖雨の前触れか、百鳥の鳴き声で森が騒立(さわだ)っている。ホトトギスは確かに、トッキョキョカキョクと聞こえるので思わず笑った。
ソローヒルの庭新連載13
2013/08/04
「ソローヒルの庭 12ヶ月52週」
第13週 2013/5/20から
燕の飛翔 花立つタチアオイ
千紫万紅、いよいよ梅雨の時節の花見時である。数株のアジサイが日に日に色づいてきた。亡母が植えていたアジサイは、他よりも一足早く、白藍(しらあい)から青紫の色鮮やかな笑顔を作っている。ギボウシの長い花茎の先端で花が揺れ、濃淡の紅色のシモツケが粉を吹いて咲き零れる。黄色のヒペリカムも開花した。
第13週 2013/5/20から
燕の飛翔 花立つタチアオイ
千紫万紅、いよいよ梅雨の時節の花見時である。数株のアジサイが日に日に色づいてきた。亡母が植えていたアジサイは、他よりも一足早く、白藍(しらあい)から青紫の色鮮やかな笑顔を作っている。ギボウシの長い花茎の先端で花が揺れ、濃淡の紅色のシモツケが粉を吹いて咲き零れる。黄色のヒペリカムも開花した。
新刊『宮沢賢治の菜食思想』ご案内
2013/06/11
鶴田静新刊ご案内
発売中!
『宮沢賢治の菜食思想』(晶文社) 2310円(税込み)304頁
本書は1999年刊『ベジタリアン宮沢賢治』をもとに、改筆・増補のうえ刊行されました。この新装版には 賢治の描いた「教材絵図」の全図49点がカラーで掲載されています。また賢治にまつわる料理が、鶴田のレシピで14点併載されています。
発売中!
『宮沢賢治の菜食思想』(晶文社) 2310円(税込み)304頁
本書は1999年刊『ベジタリアン宮沢賢治』をもとに、改筆・増補のうえ刊行されました。この新装版には 賢治の描いた「教材絵図」の全図49点がカラーで掲載されています。また賢治にまつわる料理が、鶴田のレシピで14点併載されています。
ソローヒルの庭新連載12
2013/05/20
ソローヒルの庭新連載11
2013/05/20
ソローヒルの庭新連載10
2013/05/20
ソローヒルの庭新連載 9
2013/05/05
ソローヒルの庭新連載 8
2013/04/26
ソローヒルの庭新連載 7
2013/04/17
ソローヒルの庭新連載 6
2013/04/17
ソローヒルの庭新連載 5
2013/04/03
「ソローヒルの庭 12ヶ月52週」
第5週 2013/4/1から
桜花—穀物の精霊
3月の異常な暖かさで、庭の4本のソメイヨシノが2週間も速く花盛りとなった。前年には、私は日本の伝統色で「灰桜」と呼ばれる色の和服を着て、桜の木の下で記念写真を撮ったっけ。
うっすらと紅がかった白い花は、日光の反射で透き通っている。まさに春の宝石だ。満月が少し欠けただけの月の光は、夜の花を雪に見せる。しかし壊れやすい宝石や溶けていく雪のように、桜花の命は短い。数日間、その輝きを保っているがやがて、零れ桜となりそれから、深紅の桜蕊をあたり一面に降り敷く。花びらは微かな風にも吹雪いて、その潔さを見せつける。「あなたもこんな生き方をしてみなさい」と。 続きはこちらへ
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ソローヒルの庭新連載 4
2013/03/25
ソローヒルの庭新連載 3
2013/03/20
★以前執筆した朝日ビジュアルシリーズ「野菜づくり花づくり」
の連載エッセイ「ソローヒルの庭から」を大幅に加筆改稿して1年間52回
週刊連載します。自然を愛する人々、田舎に住みたい方々に読んでいただければ幸いです。
文・鶴田静 / 写真・エドワード・レビンソン 禁転載
「ソローヒルの庭 12ヶ月52週」
第3週 春陽 春分 2013/3/18から
の連載エッセイ「ソローヒルの庭から」を大幅に加筆改稿して1年間52回
週刊連載します。自然を愛する人々、田舎に住みたい方々に読んでいただければ幸いです。
文・鶴田静 / 写真・エドワード・レビンソン 禁転載
「ソローヒルの庭 12ヶ月52週」
第3週 春陽 春分 2013/3/18から
水色の空に、いくつもの白い花が、群れる鳥のように枝に止まって浮かんでいる。ああ、ついに咲いた! 1年間待ち望んでいたハクモクレンが、花開いたのだ。9枚の純白の花被が重なり合った大きな花が、その数200余りで葉の無い木の満身を飾っている。なんという壮観さだろう。私は毎日、朝な夕な、白い花が太陽で黄金色に、夕焼けで茜色に、月光で銀色に染め変えられるのを見届けなければ気が済まない。
続きはこちらへ
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ソローヒルの庭新連載 2
2013/03/12
ソローヒルの庭新連載1
2013/03/07
以前執筆した朝日ビジュアルシリーズ「野菜づくり花づくり」
の連載エッセイ「ソローヒルの庭から」を大幅に加筆改稿して1年間52回
週刊連載します。自然を愛する人々、田舎に住みたい方々に読んでいただければ幸いです。
文・鶴田静 / 写真・エドワード・レビンソン 禁転載
「ソローヒルの庭 12ヶ月52週」
第1週 啓蟄 2013/3/4から
丘に建つ家の東側の谷に沿うのは、菜の花畑、蜜柑山だ。そこに集まる蜂や鳥の羽音が、東風に運ばれて耳に届く。この雄大な里山風景から庭に目を移すと、今年の寒さで咲き遅れた日本水仙やヒヤシンス、クリスマス・ローズがおずおずと花を開いていていとおしい。猫の尻尾のようなネコヤナギの花穂は、薄紫から白へと変わり、白と紅色のジンチョウゲが咲きめて、春の喜びと香りを人の心いっぱいに満たしてくれる。
ソローヒルガーデン
2012/06/21
ソローヒルガーデンの庭のホームページをこのブログに移動しました。これまでのはホームページでご覧ください。写真もsolohillgarden.com
の方でご覧になれます。
タチアオイ2012年/6月
Solo Hill Garden Hollyhock
梅雨の頃の庭には、タチアオイが満開になります。
群生を作り始めてから数年になりました。最初は1カ所でしたが、今は庭の5カ所と階段やボーダーに種をまいておいて、
あちこちに咲かせています。6月19日は台風が来て、だいぶ倒れてしまいしましたが、幸い、梅雨の晴れ間にビデオで撮影しておきました。
コンパクト・デジカメのビデオと内蔵のマイクで撮影しました。ぶっつけ本番で、しかも初めての編集で不出来ではありますが、ご笑覧下されば幸いです。
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タチアオイ2012年/6月
Solo Hill Garden Hollyhock
梅雨の頃の庭には、タチアオイが満開になります。
群生を作り始めてから数年になりました。最初は1カ所でしたが、今は庭の5カ所と階段やボーダーに種をまいておいて、
あちこちに咲かせています。6月19日は台風が来て、だいぶ倒れてしまいしましたが、幸い、梅雨の晴れ間にビデオで撮影しておきました。
コンパクト・デジカメのビデオと内蔵のマイクで撮影しました。ぶっつけ本番で、しかも初めての編集で不出来ではありますが、ご笑覧下されば幸いです。