ソローヒルから



寺田太郎作



先月の当ページでは、甥の事故死を報じましたが、たくさんのお悔やみのメールをありがとうございました。その後も飲酒運転の被害が続き、道徳の欠如、自己規律の弱さをつくづく痛感しています。これらは当事者ばかりでなく、周囲の者の
幸、不幸に直結します。

上のサインは故人の作品です。昨日訪れた女性の一人が、庭にもう咲いているタンポポの花を0の字に挿して、冥福を祈って下さいました。ありがとう。


ソローヒルでは枯れ木が目立ち、花は和水仙と椿だけ です。下草は大分枯れているので、今のうちにいろいろな手入れをしなければなりません。エドは石段の修復をし、段々の石組みに挑戦。私はベンチの前のたた きの修復をする予定。石畳にして隙間を作り、そこに草花を生やそうとしていたら、ものすごい繁殖で、かえって草取りが大変。このアイデアは、イギリスの チャールズ皇太子がご自分の庭でしたのだけれど。
それで、今度は、隙間のないように敷き詰めます。ベンチが欅の古木で出来ているので、たたきも和風にするのだけれど、さあ、どんなものになるか。冬でも忙しい
ソローヒルの庭です。小鳥たちも頻繁にえさ探しにやってきます。
狸たちも来るのだけれど、トビーくんがうーうーうなり、わんわん吠えて追い払ってしまいます。かわいそうに。お腹をすかしているでしょうに。