2005年11月
ソローヒル自由茶会
平成17年11月某日
亭主 杉山泉
客
7名
「会記」
掛物 E・レビンソン ピンホール写真「オーシャン・ドア」
軸制作・PSM竹尾
花入れ 川崎景太作
花 季のもの (山茶花)
釜 英国 ピアソンズ社製土鍋
盆 みずめ(カバノキ科落葉高木)製
茶器 中棗 瑞鳥
茶碗 今泉ゆう作 五弁花
替 伊藤魁雲作 未草
茶杓 漆塗り いちょう
建水 結婚式引き出物陶製
蓋置 陶製蕎麦猪口
御茶 即中斉好今昔 一保堂
菓子 お茶の花 紅葉 館山房洋堂製
器 小鹿田焼(おんだやき)
お茶席はラウンジの床にい草のマットをしいて。
四角い火鉢にごとくをのせ、炭火を焚いて、イギリスで買ったシチューポットをお釜にして。
自由茶会ということでざっくばらんだったが、それでも型にはまることの美しさ、緊張感が心地よかった。
甘くておいしいこくのあるお茶。ご亭主の杉山さん、結構なお点前でした。
ところで先月に書き忘れたのだけれど、
「自由茶会」というのはご亭主の杉山さんが、何年か前のカーサという雑誌を参考にしたモノ。
そこには、ニューヨークでミュージシャンの坂本龍一氏が開いた茶会や、
あのイサム・ノグチと山口淑子ご夫妻などが出席した茶会の記事がありました。
これからもここで開きたいお茶会でした。 |